子育てにイライラするのはなぜ?可愛い子供のためなのに「どうしてこんなにイライラしてしまうのだろう?」と自分を責めたりしていませんか?子育てにイライラはつきものです。感情のコントロールの対処法を知っておくと怒りがコントロールできるようになります。
子育て中のママだけではなく 私たちは感情に左右されながら生きていますので、職場でも感情のコントロールは必要となってきます。自分でイライラが軽減できる感情のコントロールを知っておくと子育がもっと楽しくなりますよ。
子育てのイライラは何処から?
子育てでイライラするのはなぜ?子供が言うことを聞かないから?それともホルモンのバランス?疲れているから?自身のストレスから?理由はそれぞれですが、一般的に考えて子育てでイライラしないママさんはいません。でも中にはイライラが見られないママさんもいますよね?どうしてでしょう?
それはイライラしても感情に振り回されていないからです。子育ては思うようにいかないことの連続です。特に幼児期はイヤイヤ期も始まると 何でもイヤイヤ その度に イライラして子供に怒鳴ってしまうこともしばしばです。そして 子供に怒鳴ってしまった後に「こんなママでごめんね」と心の中で呟いたり 自分を責めたり、後悔しながら子育てをしているのはあなただけではありません。
そんな自分とは もうさよならしませんか?怒りの感情のコントロール(アンガーマネジメント)を知っておくと とっても便利 イライラが軽減できるようになります。

怒りの感情コントロール(アンガーマネジメント)
先ほども述べましたが、子供にイライラした時は 何にイライラしているのか?自分の感情を知ることがとても大切です。そのイライラは何に対してイライラしていますか?

・ゲームばかりして宿題をしない!
・せっかく、作ったご飯を食べないでお菓子ばかり食べている!
・口答えばかりして 全く言う事を聞かない!

・子供がゲームばかりしている姿を見るのが辛い・・
・宿題をしないと恥ずかしい・・・
・せっかく作ったご飯を食べないのは寂しい・・
・お菓子ばかり食べているのは 心配・・
・口答えばかりして言う事を聞いてくれないのは辛いし悲しい・・
このように 自分の気持ちを知ることによって、お子さんに対しての怒りが軽減されます。例えば 子供が部屋を片付けないのは 片付けない部屋を見ると 汚い部屋にガッカリするから?もしくは、汚い部屋を見ることにより自分が苦しくなるから?それとも 躾ができていなくて 悲しい? おそらく 部屋が片付いていなくても 片付けられなくても お子さんは何とも思っていません。
お子さんにイライラした時は 一先ず深呼吸して 自分の気持ちに自分がイライラしている事を知って下さい。そして お子さんがお部屋を片付けられなくても『今は大丈夫!』と思えるようになる事も大切です。もちろん 躾としてお部屋を綺麗にする事は大切ですのでイライラせずにお子さんに優しく注意をしましょう。
自分に置き換えて考えてみる
イライラして怒ってしまいそうになった時は、先ず「自分の子供の頃はどうだったのだろう?」と置き換えてみて下さい。意外と冷静になれて 子供の気持ちが分かるようになります。

・自分は整理整頓できていたのだろうか?
・小さい頃 自分は何でも残さず食べれて いたのだろうか?
・小さい頃 自分は口答えもせずに何でも親の言う事をきちんと聞けていたのだろうか?
このように、お子さんにイライラ 怒りを感じる前に自分の本音とも繋がってみて下さいね。自分の本音と繋がることによって、イライラや怒りは随分と軽減されます。
イライラの原因は自分の理想や欲求?

イライラの感情の確認ができたら あなたの思考も確認してみると怒りの感情のコントロール(アンガーマネジメント)ができるようになります。
子育てだけではなく、私たちのイライラの原因の殆どがあなたの思考の期待からによるものです。期待とはあなたが望んでいることです。つまり 自分の理想や欲求でもあります。人は期待外れの出来事が起こるとイライラするのですが、お子さんに対してもあなたの思い通りにならないためイライラしている場合が殆どです。
お子さんは あなたの所有物ではありません。あなたの心の中にある『〜すべき』を少し考えてみて下さい。あなたの奥底にある『自分流のルール』それを目の前でお子さんが破ったから怒っていませんか?

・好き嫌いをしてはいけない
・自分が出したら片付けるべき
・嘘をついてはいけない
・宿題はするべき
・挨拶はするべき
自分の価値観を変える努力も必要
怒りの感情コントロール(アンガーマネジメント)では自分の価値観(理想や欲求)を少し変えると怒りが軽減すると言われています。
私たちの怒りの原因となっている『〜すべき』の価値観を変えてみましょう。
例えば
『ご飯は残さずに食べるべき』
お子さんがご飯を残すとイラッ →「残さずに食べなさい!」
『子供は親の言う事を聞くべき』
お子さんが言う事を聞かなかったらイラッ →「言う事を聞きなさい!」
『ルールは守べき』
お子さんがルールを守れなかったらイラッ →「どうしてできないの!」
価値観を変える努力を・・・
「ご飯は残さずに食べなさい!」お子さんは無理して食べないといけませんか?お子さんの気持ちはどうでしょう?それより、「食べたくなければ食べなくて良いよ」と言われたら お子さんの気持ちはどうでしょうか? お子さんが幼児期ならともかく、お子さんが小学生 高学年ぐらいになると「無理に食べさせるなんておかしい」と思うようになってきます。中学生にもなると、このようなお母さんの言葉には お子さんは耳も傾けなくなってしまいます。
『子供は親の言う事を聞くべき』や『ルールは守るべき』など、もちろん 守るべきルールはきちんと教える必要はありますが お子さんを一個人として扱って お子さんを尊重してあげられるようになると「どうしてできないの!」「言う事を聞きない!」このような怒りは軽減できるようになり 怒りもコントロールできるようになります。

どうしても怒りがコントロールできない
自分の感情を知ることにより冷静になると怒りがコントロールできるようになるのですが、それでもできない場合・・・怒らないと決めてみるのも良いかもしれません。「今日は、一日子供を怒らない」と決めてトライしてみることも大切です。
怒らない努力をする。つまり自分との約束をしてみましょう。自分自身が怒らない努力をする事も感情のコントロールに繋がります。
また、怒りを吐き出す場所を確保する。怒りは心の中で抱えていると必ず爆発しますので、吐き出さないといけません。怒りを吐き出す場所は あなたにはきちんとありますか?親しい友人や家族でも構いません。怒りを聞いてもらいましょう。
もしくは 日記でも構いません。怒りを書き出すのはとても良いことです。書いた文章を読み返すことにより 新たな視点が見えたりもして怒りがおさまる場合もあります。一人で溜め込まずに怒りを吐き出す場所を作りましょう。
まとめ
いかがでしたか?お子さんができもしない事を親の理想でさせてしまい、お子さんができないことに怒ったりすると劣等感の強いお子さんに育ってしまいます。お子さんは親に認められてもらうように頑張っているにも関わらず 親の期待ばかり押しつけているとお子さんの自己肯定感は下がってしまいます。
私たちが怒ってばかりいると お子さんの自己肯定感が低くなります。その為にも、怒りの感情コントロール(アンガーマネジメント)を知っておくと怒りが軽減され子育てがもっと楽しくなります。
怒る回数が減るとあなた自身がハッピーでいられるようになります。お母さんがハッピーで過ごしているとお子さんだけではなく家族全体がハッピーになります。
アンガーマネジメントを活用し怒りを上手にコントロールし毎日を楽しく過ごしてみて下さいね。もっと楽しく子育てをしたいママさんへ・・・お子さんの気持ちに寄り添うママになる為のマザーズコーチングであなたらしく素敵なママに輝いてみませんか?
