『スーパーウーマン症候群』という言葉をご存知ですか?今 アメリカでは問題視されている 働く現代女性たちの代表 キャリアーウーマンの女性たちです。特に30代女性に多く、40代ぐらいになると症状が出てきます。
自分のキャパを越えてしまってまで頑張り続けて働く女性をスーパーウーマン症候群といいます。頑張り屋さんで、負けず嫌い、他人に頼むことが苦手な女性、また「No」と言えない性格の女性は気をつけないといけません。
スーパーウーマン症候群

人は 完璧主義な人ほど、『〜しなければ ならない』『〜でなければ いけない』と 思っている人が多いと思います。だからこそ 完璧主義でいられるのでしょうが、私は そんな人たちをとても尊敬します。
私は ズボラな性格なので、むしろ 少しは 見習わないといけないのですが、 あまりにも 完璧主義過ぎると 若いうちは 良いのですが、ある程度の年齢になると 心身症状を訴える人も出てくるそうです。
皆さん 若い頃に完璧主義で 頑張ってきた人たちは、だからこそ、今 素晴らしい成果を挙げているのだと思います。 きっと キャリアーウーマンの人が多いのでしょうね。頑張る女性の代表です。 そして、また 子育ても 完璧にされていると思います。 本当に このような方々には頭が下がります。
最近 アメリカでは 『スーパーウーマン症候群』と言う言葉を よく耳にします。
「どんな事でも 完璧にこなさなければならない。」と頑張り過ぎてしまう現代女性たちの傾向
最近は、夫や子供達 家族をサポートして、両親、友人の面倒を見るのはもちろん、完璧な美貌とプロポーションを保ち、その上 学校のボランティアにも積極的で 有能なキャリアーウーマンの女性が増えてきています。
私の母も 専業主婦でしたし、私も 只の専業主婦なので、このような女性に出会うと憧れます。昔は 女性が外で バリバリと働く社会では無かったので このような女性は少なかったけれど、最近は 結婚をしても仕事を続ける女性が増えてきたので、このような完璧 キャリアーウーマン女性が増えてきました。そして この『スーパーウーマン症候群』と云う言葉が出てきたのでしょう。
その上 結婚しても仕事を続けると言う事は、有能であるからこそ会社も必要としてくれている女性です。家庭に入って、育児に疲れている女性に比べると、輝いています。
だから 年齢を重ねても 美貌を保っていけるのでしょうね。その上 稼ぎもあるので、身なりも整える事もできるので、プロポーションやお洒落も完璧です。本当に羨ましい限りです。
学校行事のボランティアも 彼女たちにとったら 普段の仕事のレベルに比べたら お安い御用なので、簡単にこなしてしまいます。だからこそ、何処に行っても、頼りにされます。彼女たちにとったら、若い頃に努力を重ねてきたので、色んな事が、当然できてしまうのです。
しかし、そんな有能な彼女たちでも ある程度の年齢が過ぎてしまうと、これだけ 多くの事を全てやっていくには、ずっと 彼女たちの中に『〜をしなければならない』と頑張ってきたので、今は もう 頭の中は 『〜で ねばならない』と 埋め込まれてしまっているので、相当のストレスが 溜まってきている人が多くなり、ストレスから心身の症状を訴える人が増え この スーパーウーマン症候群と 言う言葉ができたようです。
どうでしょうか?何事にも頑張りすぎていませんか?時間が無いのに、無理してスケジュールを入れていませんか? ストレスが溜まり、あまりにも 頑張り過ぎてしまい、心から 楽しめていない自分、なんだか 苦しい自分がいたら、危険信号です。
少し、リラックスして 『〜でねばならない』を頭から 消してしまいましょう。
何事も最後までやらないと気がすまない。完璧でないと気がすまない。特に育児に関して完璧を求めるのはとても危険です。
お子さんに 対して、『良い成績でなければ ならない』『悪い事をしてはならない』 『体に悪いので〜を食べてはならない』 『毎日 〜をしなければならない』と 言いながら、毎日子育てをしているのは かなりの危険信号です。注意してあげて下さい。
少し、心理的なお話になりますが、小さい頃に 両親から 何気ないこのような言葉『良い子でいなさい』『人に迷惑をかけてはならない』で 育てられたお子さん、特に 素直で頭の良いお子さんは 大人になっても ずっと 親から言われたルールを守って 成長していくので、大人になると 遠慮してしまい、 自分の意見を相手に上手く伝えられず、 人間関係に影響を及ぼす 傾向があると言われています。子育てに関しても、『ねばならない』 は 禁物です。
ルールが多いと窮屈になる。ルールは少ない方が楽である。

はっきり言って 色んな ルールが多すぎると 人生は生きづらくなります。もちろん、最低限のルールは 必要です。ルールがある方が スムーズに事も運びます。しかし 多すぎるのは、窮屈になります。
アメリカで三つ子や五つ子を持つ両親に、取材でインタビューをしたそうです。「たくさんの子供を育てながら 穏やかでいる秘訣は?」と聞いたところ、共通しての答えは 「あまり沢山のルールを作らない事」だったそうです。
多くの子供たちが 動き回り、それぞれ性格も違うのに、ルールが沢山あれば頭がおかしくなる。ルールは常に破られるものだと思っている。とそう考える方が ストレスなく子育てができる。との事だったそうです。
なるほど、それを聞いた時に 確かにそうだと私も共感しました。特に 子育てに関しては、むしろ 多くのルールを作らない方がいいかもしれない。
ルールに制限されてしまうと、子供達も 冒険できなくなるし、のびのびと育たなくなる。
私は 娘が二人しか いませんし、二人とも女の子だったので、はっきり言って、子育ては 男の子を育てるお母さんに比べて楽でした。
テキサスに引っ越ししてきて、驚いた事は、こちらは 普通に 3人 4人と兄弟が多い事です。そして 犬が2匹 もしくは3匹もいて、その上 猫や馬も飼っているお家も珍しくはありません。
家が大きいから 家族も多いのだと思いますが、確かに そんな家族の人ほど ルールに こだわらず 両親も 穏やかに生活しているように感じます。そんな家族の多い両親に会っても 確かに親は疲れていません。先日会った娘のお友達のお母さんは 4人のお子さんが居て、「今から子供たちと一緒にクリスマスツリーの飾り付けをするの。うちは毎年 クリスマスツリーを5つ飾るのよ。」とそのお母さんは楽しそうにお話してくれました。
ルールが 多いと 絶え間なく ストレスを感じるようになる。 スーパーウーマン症候群も『〜で ねばならない』と ルールを決めつけずに、楽に生きていけば、ストレスからの イライラや不安定がなくなるのでは ないかと思いました。 常に家が綺麗に片付いていないと気がすまない。夫が自分の気持ちに気が付いてくれない事にイライラする。偏った食事だと栄養の事が気になってしまう。など とにかく、そんな事でストレスを感じるのは無駄ですので、自分の中のルールをなくして もっと楽に生きましょう。
まとめ
・『ねばならない』と思って 頑張り過ぎて 子育てしている人や 仕事をしている女性は、ルールを少なくした方が きっと楽に生きられる。